2023.11.14
昨今、妊婦に対して禁忌である新型コロナウイルス感染症の治療薬について、患者が服用した後に妊娠が発覚する事例が多く報告されております。ほとんどの事例で処方前、調剤前に聞き取りやチェックリストを用いた確認が行われて問題ないと判断されておりますが、後から妊娠が発覚しております。患者さん自身も妊娠に対する十分な知識が無い場合があり、また、一部事例でチェックリストの活用等が十分でなかった事例も報告されておりますので、改めて十分な確認と丁寧な説明をお願いしたく、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本産婦人科学会、日本医師会および本会の5団体で合同声明を発出させていただきました。