公益社団法人 日本薬剤師会

薬局ビジョン実現に向けた薬剤師のかかりつけ機能強化事業
(平成30年度薬剤師生涯教育推進事業)次世代薬剤師指導者研修会
開催のご案内

※募集は締め切りました。

※自然災害等で中止などする場合は、こちらでご案内します。

日本薬剤師会は本年度、厚生労働省平成30 年度薬剤師生涯教育推進事業の実施法人として採択を受け、同事業を実施しています。この事業は、薬剤師のかかりつけ機能の強化及び専門性の向上に資する知識・技能の習得、能力の維持・向上を目的とした将来の地域の指導的立場を担う若い世代の育成のための研修会や、薬剤師のかかりつけ機能強化のための「研修シラバス」の検討・作成等を行うものです。
この将来の地域の指導的立場を担う若い世代の育成のための研修会を、下記のとおり実施いたします。都道府県薬剤師会からの推薦者を主な参加者としますが、そのほかに一般枠として若干名を募集しますので、ご興味のある方は是非ご応募ください。

1.目的

都道府県薬剤師会における指導的立場を担う者の資質向上や、研修シラバスに基づき実施する地域での研修の方略や知識・技能を共有することにより、薬剤師のかかりつけ機能の強化及び専門性の向上に資する知識・技能の習得、能力の維持・向上を目的とする。

2.主催

公益社団法人 日本薬剤師会

3.対象

薬局または病院・診療所に勤務する薬剤師。

※当研修会の受講者は、都道府県薬剤師会からの推薦者枠及び一般募集枠(ホームページからの申込)となります。一般募集枠は10名程度です。

※地域包括ケアシステムの実現(2025年目途)を見据えての地域の指導者養成の趣旨から原則40歳代までといたします。

※研修内容は、本事業が「患者のための薬局ビジョン」を踏まえた、薬剤師のかかりつけ機能の強化を念頭においていることから、主に薬局薬剤師向けとしております。

4.日時

平成31年2月10日(日)10:00~18:10、(情報交換会18:30~20:00)
同11日(月・祝)9:15~16:20(予定)

※2日間通してのプログラムです。両日参加できることが条件です(1日のみの受講はできません。なお、情報交換会の参加は必須ではありません。)

※受講者には両日とも昼食(弁当)が付きます(受講者の費用負担はなし)。

※自然災害等の発生によりやむを得ず中止する際は本会ホームページにて発表します。

5.会場

浜松町コンベンションホール メインホールA
〒105-0013 東京都港区浜松町2-3-1 日本生命浜松町クレアタワー5階

6.研修内容(予定)

【第1日・2月10日(日)】

■薬剤師を取り巻く社会的情勢と医薬分業の本質

講義1

医薬分業の歴史と現状

日本薬剤師会 会長 山本 信夫

講義2

かかりつけ薬剤師に関する現状と課題

日本薬剤師会 常務理事 豊見 敦

講義3

薬剤師によるAMR対策

京都薬科大学 教授 村木 優一 氏

■かかりつけ薬剤師の薬学的視点による疾病管理と患者アプローチ

講義4

医薬品情報の活用とEBM

近畿大学薬学部 教授 髙田 充隆 氏

講義5

薬学的管理の手法と患者アプローチ

アップル薬局 山本 雄一郎 氏

ワークショップ

「薬学的視点による患者対応・処方提案ができる薬剤師を作るには」

北海道科学大学薬学部 教授 早川 達 氏
東京理科大学薬学部 教授 鹿村 恵明 氏 他

【第2日・2月11日(月・祝)】

■かかりつけ薬剤師業務及び薬剤師会事業の社会的認知ならびに評価につなげるためのエビデンス化の手法

講義6

臨床疫学研究の進め方~薬局薬剤師業務のエビデンス化に向けて~

東京理科大学薬学部 教授 鹿村 恵明 氏

講義7

都道府県薬剤師会事業の論文化への取り組み

日本薬剤師会 常務理事 宮﨑 長一郎

講義8

薬局薬剤師による介入研究の取り組み

国立病院機構京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室 研究員
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野・研修員 岡田 浩 氏

講義9

研究計画書と倫理審査

日本薬剤師会 臨床・疫学研究推進委員会委員長 山本 康次郎

ワークショップ

「これまでの都道府県薬剤師会事業の研究計画作成」

日本薬剤師会 臨床・疫学研究推進委員会委員 竹内 尚子 他

7.情報交換会

1日目の研修会終了後、同じ会場内にて18:30から情報交換会を予定しています。情報交換会では、都道府県薬剤師会における研修等の取り組みに関して数件のプレゼンテーションを行う予定です。情報交換会の趣旨をご考慮の上、極力ご参加いただければ幸いです。
なお、情報交換会については、別途、参加費を当日徴収いたしますので、ご参加いただけます場合は、お釣がないように参加費をご用意ください(料金:以下9に記載)。

8.受講申し込み方法及び期限

※募集は締め切りました。

平成31年1月25日(金)までに、以下の内容を記載してメールでお申込ください。
メールの記載内容に不備があった場合、またメール以外での申し込みは申し込みを受け付けません。
本研修会は、2日間通してのプログラムとなります。1日のみの受講は受け付けておりません。
受付は先着順とし、定員に達した場合は締切前でもお申込みをお断りすることがありますのでご了承ください。

9.受講料・情報交換会費

本研修会の受講料は無料です。情報交換会へ参加する場合は5,000円の参加費を当日徴収いたしますので、ご参加の場合は、お釣がないように参加費をご用意ください。

10.その他

受講者には事前に受講票をお送りいたします。また、研修会の受講前に研修内容にかかる一定の予習をいただいた上での受講をお願いする予定です。なお、研修会受講後に課題提出を依頼いたします。

11.問い合わせ先(事務局)

日本薬剤師会 次世代薬剤師指導者研修会係(担当:業務部 医薬・保険課)

TEL:03-3353-1170

メールアドレス:jpa20190210_11_atmark_nichiyaku.or.jp
(メール送信の際は「_atmark_」を「@」にして下さい)

12.諸注意

  • 研修会内容を記録用に収録いたしますので、受講者の方も撮影する場合があります。
  • 研修会当日の受講申し込みは一切受け付けません。
  • 受講申込みに係る個人情報は、研修会の開催に必要な参加確認、連絡等に使用させていただきます。研修会以外の目的に利用することはありません。

※日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師制度対象研修会(6単位)申請予定です。