公益社団法人 日本薬剤師会

活動報告

「マイナ保険証利用促進に関する武見厚労大臣との意見交換会」に出席

※写真左より、濵地雅一厚生労働副大臣、山本信夫会長、武見敬三厚生労働大臣、塩崎彰久厚生労働大臣政務官

 厚生労働省は10月5日、マイナ保険証の利用促進に向け、武見敬三厚生労働大臣と関係団体による意見交換会を開催しました。当日は、日本医師会、日本歯科医師会および日本薬剤師会の各会長をはじめ、保険者団体も出席、本会からは山本信夫会長が出席しました。
 山本会長は、医療DXの実現は医療の質の向上に資するものと認識を示した上で、「マイナ保険証を活用する必要性などを薬剤師が十分に理解し、お薬手帳の普及に努めてきたように、今回作成した「ポスター」の活用や受付窓口での「声かけ」を積極的に行い、マイナ保険証の利用を積極的に促していく」とし、これらの取組を日本保険薬局協会や日本チェーンドラッグストア協会と共に進めていくことを説明しました。
 武見厚生労働大臣は「健康保険証に慣れ親しんだ国民も多く、アナログからデジタルにつないでいくメリットを示していくことが重要。医療現場の受付窓口などでは、「健康保険証を見せて」から「マイナ保険証を見せて」という声かけに変えていただき、実際に使ってメリットを実感する機会作りを進めていただきたい」と述べ、「マイナ保険証、一度使ってみませんか」キャンペーンが医療現場等で進むことに期待を寄せました。その上で、マイナ保険証の信頼回復に向けて、紐づけ誤り等の現在生じている問題について、厚生労働省としてその解消に向けて全力で取り組んでいくことを強調しました。