第55回日本薬剤師会学術大会、宮城にて開催
日本薬剤師会及び宮城県薬剤師会の主催による第55回日本薬剤師会学術大会が、令和4年10月9日(日)と10日(月・祝)の両日、宮城県仙台市の仙台国際センターにおいて開催されました。
今大会は「結~地域と共に未来へ~」をメインテーマに、現地開催とWeb配信によるハイブリッド形式の開催となり、賀来満夫氏(東北医科薬科大学
医学部 感染症学教室
特任教授)による特別記念講演のほか、3つの特別講演と20の分科会等からなるプログラムが行われました。
開会式の終了後、記者会見に臨んだ山本信夫日本薬剤師会会長(大会長)・山田卓郎宮城県薬剤師会会長(大会運営委員長)は、参加登録者数が7千名を超えたことを報告しました。また、山本会長は、新型コロナウイルス感染拡大という厳しい状況の中、ほぼリアルに近い形での開催が実現できたことについて、宮城県薬剤師会並びにご協力いただいた多くの関係者への謝辞とともに、「東日本大震災の影響で2011年の第44回大会を断念せざるを得なかったが、11年越しに開催を実現できて極めて象徴的であると感じる」、「今後の開催も新型コロナウイルス感染症の制限が続くと思うが、研修を受けやすい環境をどう構築していくべきか考えていきたい」と述べました。
次回大会は、令和5年9月に和歌山県において開催予定です。