マイナポータルを利用したHPKI電子証明書発行申請(マイナポ申請)について


 このページではマイナポータルを利用したHPKI電子証明書発行申請(マイナポ申請)について説明しています。
 
 マイナポ申請は、HPKIカードを発行せず、セカンド電子証明書のみの発行となります。
 従来の申請も継続して実施しており、申請方法ごとに大きな違いがございますので、申請方法の選択は、
 以下の「マイナポ申請とその留意点」「セカンドHPKI電子証明書を用いるリモート署名の注意喚起」を必ずご確認いただき、
 それぞれの利点とともに運用上の課題を十分にご検討の上、行っていただきますよう、お願い申し上げます。

申請方法と発行されるHPKI電子証明書の違い

・ 薬局のレセコンがセカンドHPKI電子証明書に対応している必要があります。
・ 薬局がメディスと契約し、リモート署名サービスを利用できる環境にあることが必要となります。
・ セカンドHPKI電子証明書は、マイナンバーカードやスマートフォンに紐づけて利用できます。
  スマートフォンとの紐づけは当面の間1度だけとなり、
  機種変等による再登録は当該システムが完成予定の来年度まで行えません。
・ 転職等により、セカンドHPKI電子証明書が利用できない薬局に勤務する場合には、
  薬剤師資格証(HPKIカード)の追加発行※が必要
となります。
  追加発行費用は、マイナポ申請時の費用と同額であるため、
  合計額は、現在の申請による同時発行よりも高額になります。

 ※システム開発に時間を要するため、追加発行の開始時期は未定です。

 下記各項目の「詳細」を押すと内容が表示されます。

マイナポ申請とその留意点

詳細
マイナポ申請は、HPKIカードを発行せず、セカンド電子証明書のみの発行となります。
マイナポ申請後、本会認証局よりセカンド電子証明書のみの発行で問題がないか、確認の連絡をいたします。
その連絡にセカンド電子証明書のみの発行で問題がないとご回答いただいた申請のみ、審査を開始いたします。
受付後に審査を開始するためHPKI電子証明書の発行は2025年1月以降となる見込みです。

従来の申請とマイナポ申請の大きな違い


①マイナポ申請で発行される電子証明書は、セカンド電子証明書のみになります。
 薬剤師資格証(ICカード)が必要な場合は、従来通りの申請を行ってください。

レセコンがセカンド電子証明書に対応していない場合、電子処方箋に対応できません。

③当面の間、マイナポ申請後に薬剤師資格証(ICカード)の追加発行※はできません。

④マイナポ申請の場合、マイナンバーカードと登録したスマートフォンを利用して、
 セカンド電子証明書を用い、電子処方箋を調剤済みとするための電子署名をすることが可能です。
 ただし、登録したスマートフォンの故障や紛失、初期登録の失敗等の際に使用する
 マイナンバーカードを使って再登録用QRをコードを作成するシステムは現在開発中のため、
 本年度内はスマートフォンの再登録が行えません。
 当該システム完成までの間にスマートフォンを利用したセカンド電子証明書の使用ができなくなった場合は、
 マイナンバーカードのみの利用となります。

⑤薬剤師資格証(ICカード)の代わりに、スマホ等で表示できる「デジタル薬剤師資格証」が発行されます。
詳細はこちらをご確認ください。

⑥マイナポ申請は、従来の申請と必要書類等が異なります(原則、申請時の住民票取得、申請書類の郵送が不要 等)。
 詳細はマイナポータルをご確認ください。

⑦マイナポ申請は、薬剤師資格証(ICカード)を発行しないため、従来の申請と価格が異なります。
 (従来価格から6,600円(税込)減額されます)

 ※ マイナポ申請後に薬剤師資格証(IC カード)が必要となった場合は、
   薬剤師資格証(ICカード)追加発行申請と審査費用が必要となります。
   追加発行申請は、従来の申請同様、紙の申請書を用い、必要書類を再度すべて取り揃えた上で、
   郵送による申請が必要となります。
   認証局では提出された書類を元に、マイナポ申請とは別に、新たに審査を行います。
   追加費用を含む合計金額は、従来の申請による同時発行よりも高額になります。
   また、薬剤師資格証(ICカード)内のHPKI電子証明書の有効期限はセカンド電子証明書と同一になります。
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セカンドHPKI電子証明書を用いるリモート署名の注意喚起

詳細
2つのHPKI電子証明書の使用方法の違いと有償化の範囲
・ 「リモート署名」には、(一財)医療情報システム開発センター(以下、メディスという。)が
  整備・運営している「リモート署名サービス」が必要となるため、
  薬局とメディスの間で利用契約を結ぶ必要があります。
・ その費用は、1薬局当たり1年で1万円(税別)となる見込みで、
  薬剤師資格証の会員向け発行費用の19,800円/約5年に比べ、かなり高額です。
  (詳細はこちらのお知らせをご確認ください。)
・ このため、セカンドHPKI電子証明書の利用にあたっては、
  各薬局で費用対効果に関する十分な検討を実施いただけますよう、お願いいたします。


メディスと契約しないとした場合の留意点

・ 当該薬局では、「リモート署名」が出来ません。
・ マイナポ申請した薬剤師は、セカンドHPKI電子証明書だけしか保持していませんので、
  当該薬局で電子処方箋への電子署名が行えません。



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マイナポ申請を行う

詳細
 申請方法の詳細及び実際の申請については、以下のマイナポータルの「医療等分野の電子署名利用申請について」をご確認ください。

 また、マイナポータルに関する問い合わせは以下のマイナンバー総合フリーダイヤルへお問い合わせください。

 0120-95-0178 (フリーダイヤル)
 「デジタル庁 マイナンバー制度に関するお問合せ



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